おたより

一日を過ごすなら。東京西荻窪散歩で自分時間にじっくり浸かる

一日を過ごすなら。東京西荻窪散歩で自分時間にじっくり浸かる

東京都内の真ん中を、オレンジ色の中央線という電車は走ります。その電車の各駅停車が止まる駅の一つが、西荻窪駅。「灯台もと暮らし」編集部の立花が、学生時代を過ごした思い出深い町です。

地域への愛が深く“西荻村”なんて通称があるほど、ニッチで、でも来るもの拒まず去る者追わずのオープンな町。それが“ニシオギ”です。

もし一日ぽっかり空いた時間があったなら、いつもより少しだけゆっくり起きて向かう西荻へ向かいましょう。

東京都23区内にありつつも、都会の喧騒とは切り離された、超マイペースな西荻をご案内します。ちなみに、土日祝日の場合オレンジの中央線は西荻窪駅を通過してしまうので、ご注意を。

ゆっくり起きた朝はブランチへ

西荻の朝は、全体的に遅いのが特徴。張り切りすぎて早く行っても、お店があんまり空いていません。

ゆっくりめな朝を西荻で過ごすなら、まずは腹ごしらえをしたいところ。

ていねいに

はじめは駅南の「ていねいに、」さんへ行って、栄養満点のやさしい味がする朝ごはんをいただきましょう。カウンターで料理人のcayocoさんたちとおしゃべりしながら、もしくは小上がりに上がってちゃぶ台で、静かに食べるのもいいですね。

朝ごはんをいただいたあとも、やっぱりどこのお店も空いていない!という場合は、少し歩いて善福寺公園へ行ってみましょう。

善福寺公園 善福寺公園

近所の人が集まるこの場所は、大きな遊具こそないけれど、ちょっとだけ時間をつぶすにはちょうどよい広さです。秋には善福寺公園と、西荻の町の一部を使った「野外×アート×まちなか トロールの森」というアートフェスが開催されます。この時期は、公園の中に現代アートが散りばめられ、宝探しをしているようで散歩がより一層楽しくなりますよ。

駅徒歩10分以内の本屋さんをはしご

西荻には、本屋がたくさんあります。これだけでも、西荻に通う理由になるというほど。

駅の周りだけでも、5~6軒あり、足を伸ばせば「こんなところに!」というふうにちいさな本屋があちこちに散らばっているのです。

今野書店

今野書店、旅の本屋のまど、古書 花鳥風月、古書 音羽館、盛林堂書房、古書比良木屋、TIMELESS、にわとり文庫、信愛書店、古本バル 月よみ堂……挙げきれないほどまだまだあります。

古書音羽館

善福寺公園をぐるりと一周したら、お昼は開店したばかりの本屋をはしごしてみましょう。古本屋も多いため、選書に店主のセンスがきらりと光るものもたくさんありますよ。

ゆっくり本を読むもよし、散策するもよし

本を買ったなら、せっかくだし休憩がてら西荻のどこかの喫茶店かカフェで読んでいきましょう。

白い店内が心地よい「ササユリカフェ」は、おしゃべりしている近所のママたちや、仕事をしている漫画家さんなんかも訪れる町のオアシスです。お茶もできるし、ぴりっとした辛さが病みつきになるカレーを食べながら、遅めのランチを食べつつ読書、なんて贅沢な時間も過ごせます。

ササユリカフェ ササユリカフェ

ちょっと一服したいなという時ならば、「どんぐり舎」もいいかもしれません。老舗のどんぐり舎は、常連が多い人気の喫茶店で土日は満席になることもしばしば。

どんぐり舎

マスターおすすめは深煎りのほろ苦ブレンドとのこと。もし浅煎りが好きだったり、こだわりのコーヒーがあったりする場合は、店長に伝えればおすすめのコーヒーを教えてくれますよ。

そろそろ日が傾いてきてからが西荻時間

日が傾いてくると、西荻はますます活気づいてきます。なぜなら、夕方からがこの町の本番と言っても過言ではないからです。

小さな間取りの小料理屋や居酒屋など飲み屋がちらほらと、店先のあかりを灯し始めます。

花金の西荻窪

おでん屋から選りすぐりの日本酒が飲める場所、ビールに合う焼き鳥にスナックまで。飲むのが好きな人なら、ひとつはお気に入りのお店が見つかるはず。なんてたってここは西荻村。地元のひとも、ふらりと立ち寄った新参者も境目なく愉快に夜は更けていくのです。

Project ほうぼう屋 赤い鼻 Project

画像引用元:灯台もと暮らし【西荻窪】特集はこちら

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