そうだ、僕らはくらしの プラットフォームを作りたかったんだ。

自分で考えて工夫すれば、山登りはもっと楽しくなる!!

自分で考えて工夫すれば、山登りはもっと楽しくなる!!

2017.08.04

PIE

8月11日は「山の日」です。山登りや山歩きを計画している方におすすめしたい“ホシガラス山岳会”の本をシリーズでお伝えいたします。

 

ホシガラス山岳会とは・・・?

キャンプやトレッキング、登山などの外遊びを通して知り合った女性クリエイターでつくる趣味の会。毎回全員で活動するわけではなく、のんびりキャンプ、海外トレッキング、修行的アルプス縦走など、自分の技術に合うイベントに自由に参加するスタイル。定例飲み会は全員参加。メンバーは以下。

金子夏子(スタイリスト)、小林百合子(編集者)、森美穂子(デザイナー)、小池瑠美子(ヘアメイクアーティスト)、【noyama】山戸ユカ(料理家)、野川かさね(写真家)、しみずまゆこ(木工作家)、高橋紡(編集者)

 

最初にご紹介するのは「山登りのいろは たのしい登山のヒント集」。自分に登れる山はどこ?道具や服はどうしよう?行動食には何食べる?登山にまつわるモヤモヤを通りいっぺんでないたのしいアイディアで解決する本です。

 

 

 

はじめの一歩/計画から出発までの話。

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≪登りたい山≫はどこだろう?

日本に山って、いくつあるんだろう。そのうち、自分に登れる山はどこ?「登れる」「登れない」はだれの判断?なにも、わからない。でも、山へ行きたい。

 

まずは、まっさらな気持ちで考えてみる。どんな山に行きたいか。どんな風景が見たいか・・・エトセトラ。それが、すべての山登りのはじまり。

 

 

 

山頂への道のり/歩いたり、泊まったりする話。

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数年前のある冬、私たちは泣いていた。マイナス15℃にもなる極寒の山の上で、理由なく涙していた。濃紺だった世界を朱色に染めて、じわじわと昇ってきた太陽。体で感じるその暖かさ。無条件に感じる希望めいたもの。それが、山の朝だった。言葉にできない涙も悪くない。

 

 

 

おいしい山登り/山で飲んだり、食べたりする話。

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ホシガラス山岳会の料理番、山戸ユカ先生が作る「登山前夜40分でできるエナジーバー」レシピ。いわく「具がぎっしり、甘さ控えめ、日持ちは約1週間。日常の朝食やおやつとしても食べられる」とのこと。ベースとなるのはミューズリーというオーツ麦など数種類の穀物をブレンドしたもの。スイスの山岳地域の伝統食をヒントにしたもので、非常に栄養価が高く、病人食としても利用されているそう。おなじみのグラノーラやオートミールもミューズリーの仲間。言ってみれば、シリアルです、シリアル。作り方の方程式を覚えれば加える具材はなんでもOK。ここで紹介するレシピは乳製品、卵を使っていないが、好みで足してもおいしく仕上がる。

 

 

 

おしゃれについて/大人の山服選びと、着こなしの話。

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山の防寒具はそれぞれ一長一短。ダウンはダントツに保温性が高いし軽いが価格も断トツに高い。濡れると保温性が低下する。フリースは比較的お手頃価格で手触りが最高。濡れても保温性を保てるけど、かさばるし、重い。最近、そのいいとこ取りとして注目されているのが化繊中綿インサレーション。ダウンにはやや劣るけど十分暖かくて軽いし、濡れても暖かさをキープできる。値段もまあまあお手頃だ。こんな感じなので、防寒具を買うとき、みんな迷う。そして店員や友達に相談する。「どれ買ったらいいと思う?」

残念ながら正解はない。が、今回は防寒着選びのポイントを表にしてみた。あと、ホシガラスメンバーの防寒着チョイス例も。参考になるとうれしいのだけれど。

 

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ヘアメイクの小池さんの山メイクは、紫外線対策もかねてベースメイクはきちんと。プラスまゆげとマスカラを足すくらいのナチュラル派。化粧品も道具も実に合理的です。山小屋などでの就寝前にはクレンジングシートで化粧や日焼け止めをふき取った後、化粧水でもう一度ふき取り、乳液をオン。少ない道具でも女子度はきちんと保てるのです。

水が貴重な山小屋での夜。お風呂はない、洗顔料を使って顔を洗えない、歯みがき粉も使えない。それでもリラックス&衛生的に過ごすには?小池さんのポーチには、消臭、消毒効果がある香のアイテムが目立ちます。ミントなどさわやかな香りのものを選ぶと気分もすっきり。あまり香りが強いものは周囲に迷惑なので、あくまでほんのりと香るものを選びましょう。周囲の雑音、いびきがうるさくて眠れないなどのトラブル用に、耳栓も忍ばせておきます。

 

 

 

いかがでしたか?

この本は、ホシガラス山岳会メンバーが長年山に登ってきた経験を「ヒント集」としてまとめたものです。でも、この本に書いてあることをそっくりそのまま真似しても、あなたの登山が快適かつ楽しくなるとは限りません。人それぞれ味の好みが違うように、登山だって、それぞれしっくりくるやり方があるからです。これらのヒントを参考に、自分らしい山登りのスタイルを見つけていただけたら、うれしく思います。

 

 

 

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書名:『山登りのいろは たのしい登山のヒント集

仕様:B6版変型(177×128mm)/ソフトカバー/128 Pages(112 in Color)

定価:(本体1,450円+税)

ISBN:978-4-7562-4668-4 C0070

発売元:パイ インターナショナル

writer:
PIE
PIE
出版社PIE Internationalです。デザイン書・ビジュアル書を中心に、おしゃれで、気持ちよく、そして新鮮な出版を目指しています。

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