そうだ、僕らはくらしの プラットフォームを作りたかったんだ。

週に一度きりのお楽しみ。地元ファンに愛される、隠れ家的焼き菓子屋さん「やまねフランス」

週に一度きりのお楽しみ。地元ファンに愛される、隠れ家的焼き菓子屋さん「やまねフランス」

2017.07.26

CAKE.TOKYO

やまねフランスは、京王井の頭線・池ノ上駅から、少し歩いたところにあるお店。大きな窓にすずやかなロゴがあり、前を通ると窓から見えるかわいらしい店内に、つい足を止めてしまいます。

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お店に入るとなんともたまらないお菓子のいい匂いと、毎週変わるというお花がお出迎えしてくれました。とても画になる一角で写真を撮らずにはいられません。

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声に出して読んでみたくなる、お菓子の名前

カウンターにずらっと並んだお菓子たち。とても胸躍る光景でした。「これおいしそう!あ〜これもおいしそう!う〜こっちも!」と、目移りしてしまいます。そして気になるのが、お菓子の名前。

「ムッシュアナナス」「ボンジュールマフィン」「ラムラムアマンディーヌ」「コマンタレブラウニー」などなど。

こんな不思議な名前をどのようにつけたのか、やまねさんに聞いてみました。

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    名前は気まぐれでつけたものがほとんどです。ただ、見たときに気分が上がるような、おいしさとか季節とかを感じられて想像が膨らむ名前になるように心がけています。これはなに?ってお客様と話しながらコミュニケーションがとれたら楽しいと思って。

    店名の『やまねフランス』は、会社の先輩につけてもらいました。最初は不思議なふわふわとした名前だと思いましたが(笑)、なんとも言えない響きで気に入っています。

なるほど。お客様とのコミュニケーションを大切にしているというやまねさんらしい理由で納得。お菓子の名前も、たくさん呼んであげたくなりました。

お菓子にも、お店の内装にも、随所にこだわりが垣間見えるやまねフランス。内装は、ポッと明かりが灯った夜のお菓子屋さんをやりたくて、照明を手づくりまでしたそう。残念ながら、なかなか夜までお菓子が残っていることはないそうですが…。

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お菓子の材料はスリランカから取り寄せたシナモンや、愛媛の無農薬のレモンなど、ご自身で産地に行って、口にして、気に入ったものを使うそうです。ここまでのこだわりをみせるほどお菓子が好きなやまねさん。どうしてそこまで好きなのでしょうか?

    昔からお菓子自体が好きなんです。母親が料理をよくする人だったので、おやつは手づくりのものを食べてました。料理は学生の頃からしていましたが、変なものばかりつくっていて(笑)。母親に同じ分野の料理では勝てないと思い、あまりつくらないお菓子の道へ。同じ材料でも全く違うものができるという実験で、楽しくて熱中しました。

    最初はレシピを見て、どんどんアレンジしていって、試行錯誤しながら独学でつくっています。お菓子づくりをここまで好きになったのは、単純に甘いものが好き、ということが一番大きいですね。

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やまねさんの愛情がたっぷり詰まったお菓子

今回は、人気の「大人のかぼちゃケーキ」、「Week-end」、「チャイサブレ」をいただきました。

大人のかぼちゃケーキ

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舌触りはプリンのようになめらかで、お酒がふんわりと香る中にしっかりとしたかぼちゃの甘みのあるケーキでした。

Week-end

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土曜日にお店を開く由来にもなったお菓子です。グラサージュにもレモンが入っており、生地はしっとり、中にはレモンクリームとレモンピールと、レモン尽くし。甘すぎず、酸っぱすぎず、爽やかな後味のケーキはいくつでも食べられそうなお味でした。これは行くたびに買ってしまいそうです。

チャイサブレ

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スリランカから取り寄せているこだわりのシナモンが使われています。ほろほろっとした食感に、やわらかいシナモンの香りやブラックペッパーがきいていて、一袋ペロリとたいらげてしまいました。くるっとした形がバラの花のようで、可憐な佇まいです。

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きらびやかと言うよりも、やまねさんの人柄がにじみ出ているようなほっこりとしたお菓子ばかりのやまねフランス。土曜日にしかオープンしないまぼろしのようなお店ですが、必ずもう一度行きたくなるお店です。毎週、土曜日が楽しみになるかもしれません。

お店  やまねフランス
公式  http://www.yamanefrance.tokyo/
住所  東京都世田谷区池尻4-39-6
電話  03-6386-6003
営業日  毎週土曜日12:00~(売り切れ次第おしまい)
writer:
CAKE.TOKYO
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